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2012年6月16日 (土)

ありのままの自分(2)

著者はいう

‥あなたは自分が自然に存在することを知る。自分のありのままの姿を知る。だから自分自身を信頼することもできるのだ。

‥あなたはすべてが始まる最初からあなた自身である。

そうは言っても、現実の自分はエゴに囚われ、動物としての本能に囚われ、六道に囚われ続けている。だから、精神の道の出発点は、そこにある理想やイデオロギーではない。そこにある期待や指導者、独裁者への依存ではない。現状の自分自身の把握なのだ。そこで問題になる一番のものは、「自己欺瞞」なのだ。

「私はこれだけのことをしたから、他の人より優れている」という自己欺瞞である。

そもそも、生き物に優劣はない、皆ひとしく輝いている、その輝きが鈍くなっているかどうかだけなのだ。人間の意識に一体どれだけの差があるのだというのか?

自分の今していることの現状を、言ってることと実際に行なっていることとのギャップを意識したほうが良い。そのギャップが埋れば埋るほど、人はより豊かになっていく。

こうあろうとする人間にならなくていい。今の自分の「おこなっている」ことの意味を、理解することから始めることが、意識の深化へ向かう道であることがわかる。

‥だから、あるがままの自分とは何か、自分はなぜ探し求めるのか、ということから始めなくてはならない。

ひとは誰しもエゴを抱えて生きている。だからこそ、こうして人間界にも生まれてきている。そのことを恥じるのではなく、エゴの根底にあるもの、それと距離を置いた視点を見いだすことが、私たちをより開かれた瞑想空間へと導いてくれているのだと今は確信している。

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