« 子供へのいざない(2) | トップページ | 恋ごころ(2) »

2011年11月17日 (木)

恋ごころ(1)

人は一生の間に何度恋愛するのだろう?

誰かに恋をするというのは、とても心地よいものだ。

それだけならいいが、恋するがゆえのつらさ、寂しさ、その依存性の苦しみも

合わせ持って生きていかねばならない。

それでも、人は誰かに恋することによって、より自分の内面へ深く入ってゆき

その暗闇を少しずつ明るく照らしているのかもしれない。

過去にどんな人に恋したのか、その記憶をたどってみよう。

たとえあんな人だとは思っていなかった、と思っていても、そのとき相手に対して期待し、寄せていた想いの内に、あなたの真実が隠されている。

つまり、相手が誰だとか、どんな人だとかいうことには関係なく、

あなたが、その人に対して抱いていたイメージとか、憧れに似た人間像が、すなわち

あなた自身の隠された本質だったということに気づくことが大切なのである。

わかりやすく言えば、相手に対するあなたの印象は、自分自身を映し出す鏡となって映っているのだということ。

世界は、あなたを映し出す鏡である

それは、世界は私の想いを映し出しているという言い方もできる。

だから、真実の相手の姿などは関係ない、自分が相手に対して、どう思ったか、どう感じたのかということが一番大切なのである。

そのように自分で感じた想いが、そのまま相手に伝わり、次第に相手も、そのようなイメージ通りの人間になってゆく。

もし、そうならないのであれば、それはあなたの想いがまだ不足なのか、あなたが相手に対して持っている疑問や、不信感、不純な動機などによって相手もまた、警戒感、不信感などを抱いてしまうものだということだ。

世界はあなた自身を反映する。

自分が人に恋するときのパターンをみてみよう。

あなたはそれらの恋になにか共通したものをみつけられないだろうか?

それぞれ好きになった人のイメージや性格が違うといいながら、実は相手の性格のなかに

自分自身をみているのである。

それはあなたが、一度は自分が異性になったときに、なってみたかった自分を、恋する相手の姿を通して、現実の姿として立ち現れているのである。

そうして、ひとは多くの恋を経ることで、より自分自身の内面深くにまで意識の光を照らすことができるようになる。

そうやってあなたは、より自分自身の心の厚みと深さを知るようになる。

|

« 子供へのいざない(2) | トップページ | 恋ごころ(2) »

恋愛」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/483880/43048475

この記事へのトラックバック一覧です: 恋ごころ(1):

« 子供へのいざない(2) | トップページ | 恋ごころ(2) »