冬のソナタ
冬のソナタ」が日本で放映されたのは2003年でした。いまさら何をと思いましたが、自分の中で整理できずに今まできてしまいました。このままずっと整理できずに時間が過ぎてしまうのだろうか? と思っていたら、「ガラスの仮面(美内すずえ著)47巻」を買って読んでから、純愛の物語に一考したくなりました。
「冬のソナタ」が日本の中年層を中心に感銘を与えたのはなぜなのか? しかも数ある日本の純愛小説をしのいで。
そのひとつに、これは初恋の成就のドラマであること。二つめにリュウさんの音楽とドラマの中の自然の壮大な絵画のような風景とが観る者を惹きつけたことにあると思います。よく、初恋は実らないと言いますが、現代の若者は初恋を初恋でちゃんと終わらせている人たちが多いのに対して、その両親世代以上では、付き合ったことも、思い出となる会話も数多くしたこともなく、過ぎ去っていった苦い経験がある人が多いのではないでしょうか。
初恋は、当然ながら、世間を知らない若者が初めてする恋であるから、当然そのほとんどは純愛に結びつきます。残念ながら、その初恋を純愛として成就させた人は殆どいないのではないかと思います。そういった意味で、この「冬のソナタ」は、純愛を成就させたドラマとして、非常に人気が高かったのだと思います。また、主人公の配役や、音楽の選択性、ドラマの設定が恋愛ごとに限定しているところなど、作品の評価を高めている要素は随所にみられていたと思います。
観る者は、自分が青春時代に叶わなかった初恋の淡い思い出を、そのドラマを観ることによって叶えてくれ、満足させてくれるものであったということです。
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