« 和尚(3) | トップページ | 和尚(5) »

2010年5月27日 (木)

和尚(4)

市民出版社から出された「タントラ秘法の書」全十巻を始め、それらの解説を読まれるとわかると思いますが、和尚の説いているのは瞑想の真髄です。個人が瞑想によってトランスパーソナル心理学の云う「変性意識」に目覚めること、人間意識を改革することを主眼とされています。

私はユングの深層心理学に一時期、傾倒していましたが、心理学者CGユングが影響を受けた黄金の華の秘密」(太乙金華宗旨)があります。これは道教の教えに基づいて万人のためにつくられたとありますが、ユングが男性性、女性性といったものをアニムスとかアニマとか表現していますが、その発想の元はこの論書にあることを知り驚いていました。

この論書は私たちに「肉体以上のものの存在を知り、死を超えていく方法を示すもの」ということですが、これは優れた瞑想技法の解説書であり。卑金属から貴金属へと変えうる錬金術の書ともいえるのではないでしょうか。この点でも神秘家でもある和尚を優れた心理学者といっても良いと思います。

|

« 和尚(3) | トップページ | 和尚(5) »

和尚」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/483880/34909432

この記事へのトラックバック一覧です: 和尚(4):

« 和尚(3) | トップページ | 和尚(5) »