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2009年10月 3日 (土)

大空への旅路(5)

 思考活動は自分を盲目にする。

空に浮かぶ雲の形や色があまりにもきれいなものだから、

それを写真に撮り忘れて、その雲にまたもう一度出会いたいと思う。

けれど、その形の雲は二度とやってこなかった。

その雲の光景が世界に現れるものも同様に一度きりである。

あなたの個性、あなたの顔かたち、その雰囲気までが

ぴったりというような人は二度と生まれることがない。

だからこそ、この世界で学ぶ大切なことのひとつに

それぞれみんな、一度きりの体験を積んできているということなのだ。

だから、毎日が同じではないし、

毎日起きることも、決して同じことの繰り返しでもない。

そのことを忘れて、私たちは、日々の決められた習慣や

スケジュールに追われて生きている。

その思考パターンも同じに凝り固まってしまっている。

毎日の繰り返しの生活パターンの中では

違うものの見方ができなくなってきているのだ。

それも思考

和尚は思考を落としなさいと云っている。

私たちの思考が俗世間をつくっていると

言い切ってもいいのではないだろうか。

思考活動はあなたを盲目にしてきた。

何かに対する執着も

思考活動の結果に他ならなかった。

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