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2009年8月 4日 (火)

付き合いの距離

 もしあなたがあなたの愛を永遠のものにしたかったら、あまり近づきすぎないこと。なぜならば、もし近づきすぎたりしたら、遠ざかる必要が起こって来るからだ。もし近づきすぎたりしたら、そのときには、あなた方はお互いの自由を侵害し合う。そして、誰しも自分のスペースを必要とするものだ。

 愛は、それがあなたのスペースと共存するときにはビューティフルだ。が、もしそれがあなたのスペースを侵害しはじめたら、そのときそれは有害になる。

 もしあなたがあまりにもはいり込みすぎたら、もしあまりにも近づきすぎたら、あなたは敵対関係をつくってしまうだろう。けっしてあまり近づきすぎないこと。つねに一定の距離を保っておきなさい。

太字:TAO 老子の道」OSHO めるくまーる社刊より

 人付き合いの距離というものがある。それをわきまえずにずかずかと侵入してくる人たちがいる。彼らは、自分中心に世界が回っているかのようだ。別に悪気があるわけではない。

そういう人たちは、何か頼みごとをきいてあげたら、次々と言ってくるから気をつけなければならない。そんなときは、たまには断る勇気をもとう。

 ここで和尚が言っているのはそういうことと少し違うような気がする。

 誰かを愛するということは、その人を束縛することではない。相手には相手のからだとこころの自由がある。そのすべてを認め、受け入れるということである。

もちろん、その自由の基礎として分かち与える愛がある。だが、それを相手に強要してはならない。また、相手のことを愛するからといって、その見返りも求めてはいけない。

そもそも、慈悲深い愛とは、相手のことを束縛しないのだから、それは自由を保証する。

 愛とは自分を失うことではあるが、決して自分を見失うことではない。これをヒントに和尚の述べる上の言葉をもう一度読み直してみよう。

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