感謝(2)
夢や目標が、固定的なものであってはならない。
私たちは、ひとつの目標に向かってゆく時、その途上で目標に修正を迫られる時もあるだろう。なぜなら、私たちは生きており、絶えず成長の途上にあるからだ。目標は自分のためにあるのであって、目標のための人生であってはならない。
自分にとって何が相応しい道で、何が相応しくないかは、誰にも決められない。それどころか、その時の自分でさえもわからないことの方が多いではないか。
同じように、自分の能力も、何に向いていて、どの方向になら自分を生かしていけるのかなんてわからない。本当にやりたいことがその道だということもあるだろう。けれども‥。
何かをやろうとする時、周りのことに気づかないといけない。自分が今、できることは何だろう、身近で応援してくれる人は誰だろう。誰が心の支えになっているのだろう。あなたは、今何を一番望んでいるのだろう。それなしでは一歩も前へ進めないという心の飢えは何なのだろう?
必要なものは与えられる。しかし、それは自分の真摯な切望に対して与えられるのであって、単に小さな自分の心を満たすだけの願い事に対しては、環境が変わってはくれないのではないだろうか?
自分の足元にあるささやかな幸せに感謝することから始めよう。そのなかから、感謝するところからしか、真摯な願い事は生まれることは無い。その願い事こそ、自分の進むべき方向なのかもしれないのだ。
‥受け取るものに感謝の念を感じなさい。受け取らないものに煩わされてはいけない。これが感謝の基本だ。あなたの中に気楽さと明快さが生まれるのは、この基盤の上だ。
以上太字、「ディヤン・スートラ(瞑想への道):和尚:市民出版社より」
自然があなたの進むべき方向を与えてくれる。自分が受け取ったもの、今受け取っているもの、それが良いことだろうが良くないことだろうが、すべて自分にとって意味がある。だから、今の自分を取り囲む状況に感謝しよう。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)



最近のコメント