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2008年11月18日 (火)

尊敬と畏敬(1)

 以下は、女性の覚者、サハジョについて講話の際に、サニヤシンから受けた質問の答えから抜粋したものです。

 質問者:「‥私は あなたを途方もなく尊敬しているのに、嫉妬がそれに毒を注いでいます。私は自己嫌悪と苦悩を体験しています。畏敬の念は、この毒のある尊敬を超越するのでしょうか?」

人を尊敬するときは常に、自分にないものをその人に見るが故に尊敬する。

自分もそうなりたいものを、その人の中に見るから尊敬するのだ。

乞食は皇帝を尊敬する。それは自分が皇帝になりたいからだ。だから一方で尊敬しつつ、もう一方で自分がまだ皇帝ではないから嫉妬を覚える。彼は皇帝になりたい。皇帝は、乞食が成し遂げたいと思うものを達成している。つまり乞食は、皇帝が成功したから皇帝を尊敬するのだ。「俺は列のずっと後ろに立っている。あなたは俺が行きたい場所に辿り着いている。権力を持ち、知的で、賢明で、力強い。だから俺は、あなたを尊敬するんだ」。だが、内側では嫉妬の炎も燃えている。「もしチャンスを手にしたら、俺はあんたの場所に居たい。あんたを追い払いたい」。そしてこの乞食がチャンスを手にしたら、彼は皇帝を排斥し、追い出し、王座に座るだろう。

 だから、尊敬の中には嫉妬が隠れている。まったく考えたこともなかっただろう。あなたは、尊敬は偉大な質だと思っている。尊敬は嫉妬のひとつの側面だ。あなたは尊敬の背後に、隠された嫉妬を抱いている。‥(続)

              「シャワリングウィズアウトクラウズ:OSHO」(市民出版社刊)

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