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2008年10月 4日 (土)

男と女(5)

 人はだれでも自分の中に、異性の側面を持っている。これは、C.Gユングが「内なる異性」について、男性のそれをアニマ、女性のそれをアニムスという言葉で表しています。

しかし、その起源は道家の修行法の書「太乙金華宗旨」にあり、それに基づいてユングは解説書を書いています。同様に和尚も「黄金の華の秘密:めるくまーる社」でアニマ、アニムスについて説明しています。

アニムスとは男性原理、アニマとは女性原理、この双方がひとりの人間のなかに存在し、肉体としての性では顕われない異性の側面が影として心の深層に残されるというのがユングの解釈です。

もともとは人間には男性女性の両方の側面を持っており、これを瞑想によって全一な総合体としての意識に高めることが本来の道であるというわけです。私たちが外側の異性に惹かれるのは、無意識に追いやられている内なる異性を呼び覚ますためのきっかけに過ぎません。そのきっかけを通して、人は自分の内の異性を統合していくというのです。

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