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2008年10月21日 (火)

自己(2)

「ヨーギ・バジャン 真理の響き」平河出版社より

 あなたは、三つの<自己>をもっているということを理解しなければならない。

ひとつは肉体であり、それには欲望がつきものである。

もうひとつは精神であり、それには想念がつきものである。

そして、最後のひとつはあなた、自分をコントロールするむちをもったあなただ。

ほとんどの人たちは精神と自己とは別物であるということを知らない。精神的自己とより高次の自己とは別個のものだ。これら三つの自己のあいだの内的な闘いを認識できなかったら、あなたはまったく何も知らないことになる。しかし、だんだんあなたはこの内的な葛藤に気づき、高次の自己が勝利をおさめるようにこれを克服できるだろう。

‥‥

 悟りは私たち自身の魂を通して起こる。肉体として形づくられた自分のなかに存在する真の<自己>を悟ることこそ、最大の偉業だ。

 さて、<高次の自己><真の自己>といったものは、インドの古代経典ウパニシャッドでいうところの真我ともいい、アートマンともいう。個人が目指す個々の真我が存在する。言い換えるなら、自分たちが真に誰なのか? と問うところの根源には肉体としての自分を影として従える真我としての自己が居る。

私たちは、この日常生活に埋もれてしまって、忘れてしまった永遠の自己を、訪ね歩く旅人のようなものだ。

よく使われている<ハイヤーセルフ>といった言葉も、<高次の自己>とほぼ同じ意味合いで使われることが多い。しかし、その場合、アートマンとしての真我とは趣が違ってくる。ハイヤーセルフは、同じ自己でも、経験を積んだ霊集団、或いは同一個人のさまざまな時空に現れる指導霊的意味合いを持つ。

アートマンとしての真我はそれよりも深みを持った時空の超越的存在としての位置づけがなされている。しかし、旅は真我の段階では終わらないのだが‥‥

いずれにせよ、まず私たちは肉体としての自分が全てではないという認識を現実のものとしなければならない。その一歩が永遠の泉の扉となる‥。

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